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黒猫ビッケ、サビ猫キョンと暮らす日々。 デジイチ(OLYMPUS E-500)修行中。 外猫写真が増殖中・・・。
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ノドがどうにも痛いので病院に行った。
むかーしからやってたような風情の
近所の耳鼻咽喉科。

受付の女性が若かったり、液晶テレビが置いてあったり
建物の中も改装されているようで、
そんなに古ぼけた感じはしないのだが、
古いキャビネットやおばあちゃん看護師さんや
診察室から奥に続く昔の学校みたいな廊下なんかに
ところどころ、ほんのりレトロを感じる。

腕もいいみたいでいつも人が待っている。

小さい病院で、玄関、待合のソファー、診察台、
全部オープンなワンフロアーになっており、
途中廊下のような部分もあるが、ドアもなく、何も遮るものがない。
玄関を入ったところからすぐにソファーがあって、
その一番端っこに座ると、そのままそれが診察順となり、
一人終わると一人分ずれていき、そのままじりじりと
診察台へ近づいていく。
つまり診察しているのが待っている人に丸見えなのだ。
耳鼻咽喉科だからできることだよなぁ。

先生は恰幅のいい豪快なおっちゃん。
ノドをちょっと見た後、無造作な感じで
ガバっと大きな手を私の額に当てて、
「んー、熱は、ないか」と一言。
赤ちゃんや子供も多いので、
そういうモードになってるんだろうか。

恥かしいような。
こそばゆいような。
懐かしいような。
うれしいような。

そんな感じがした。





ベッド、気に入ったみたいじゃ。

あ、でも、昨日の夜は、

また私の布団で寝てました。(苦笑)

↑ちょっとうれしい。
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確かにな。

昨日買ったベッドはキョンにどうかな、と思った。
ビッケはすでに寝る定位置があるし。

暑くなってきても布団の幅三分の一くらいを使って
私と一緒に寝ているキョンはかわいい。
ずっとそうしててもいい。

三分の一以上に侵食してくる体を手で押し返しても、
まったく起きることなく寝こけてるキョンもかわいい。

ただ、ベッドがあると、もしかしたらベッドで寝るのかな?
ってちょっと思ったのだ。

でも、まぁ、あんなにいっつも私のところに来るしねぇ。
ま、昼寝にでも使ってくれればいいさ。うん。



明けて、翌日。





ドーン!(効果音)



ドーーン!(効果音)

うん・・・。

それもある意味、期待を裏切ってない。

ダンナの風邪はまだ治っていない。
昨日の夜もずっとゲホゲホしてた。
薬は飲んでるのだが。

私はもう治ったと思っていた。

が、今日になってノドがはれてきた・・・。

あぅぅぅ。

ちょっとぐったりした感じで横になってたら、
頭の中にキジ白のことが浮かんでくる。

死んだ時の姿ではなく、まだ鳴いていた時の姿だ。

やっぱり、思ったよりダメージ受けてたんかな、とも思う。

そういうのもなんもかんもひっくるめて受け止めたい
っていうのは、結局はキジ白の為ではなく、
救えなかった自分に対して、そうすることで
納得しようとしているだけのようにも思えてくる。

あ、大丈夫ですよ。あんまり落ちてる訳ではありません。
寝ていると余計なこと考えてしまうだけです。
ペットベッドを買ってみた。
キョンが一瞬だけ(・・・)入ったところ。↓



これからも使って・・・くれる?

下手に出たところで猫の気持ちは変えられない。

動画は、ヒモ付きネズミで遊ぶ面々。



そこへビッケ乱入!



仕方なくあきらめるキョンが
かわいそうだけどかわいい。
昨日のショックからは徐々に立ち直りつつある。

悲しいけれど、
キジ白の苦しみはもう終わったのだと思うと、
少し心が落ち着く。

メールフォームやメールでコメント下さった方、
改めてお礼を申し上げます。ありがとう。

実は今日、またあの場所に行った。
もう一匹の黒い仔猫がどうしても気になったのだ。

まだまだ関係が微妙なビッケとキョン、
キョンが来て、改めて感じるビッケの繊細な性格。

我が家はさほど広くないマンション。
もうこれ以上は飼えないと思う。

でも、気になりだすと、見に行かずにはおれなかった。

飼えないとなると選択肢は一つ。
里親を探す。
でも、もし探せなかったら・・・。

ぐるぐるした頭であの場所に着く。

そこには、

もう、

なんの気配もなかった。

どうなったのかと気になる反面、どこか安堵した自分もいた。

もー、この時期は散歩が怖い・・・。

キョンの動画。

整理していたら出てきたまたたびの小枝。
あれ?いつ買ったっけ?
たしか、キョンに与えるのは初めてのはず。
ほらよ。



お、遊ぶやん♪

・・・かじってるだけやけどな。

・・・すぐ飽きたけどな。
猫好きさんにとっては悲しい話題になります。
ご注意下さい。

今日はキョンの1歳の誕生日だった。
拾い猫なので、本当の日付はわからないが、
一応この日と決めていた。
ゴージャスなことはできないが、
心を込めた「おめでとう」とねずみのおもちゃを
あげようと思っていた。

「おめでとう」はあげられたけど、
ねずみのおもちゃは買いそびれてしまった。

買いそびれた訳は。

関係ない写真の話から始まるが・・・。

午後も遅い時間から
まだまだ明るい太陽の日差しを頼りに
あじさいを撮りに行こうとカメラを持って出かけた。

ビッケを拾った公園に行くが、
ちょうど建物に西日がさえぎられて、うす暗く、
なんだかイマイチな感じだった。



続いて桜の並木道がある水路を歩いて行くと、
西日に照らされてパッと目を引く、
ランみたいな花(何かわからない)が
あったので、ちょっと撮ってみた。


こんな花。


オレンジが色鮮やかできれいだった。

ここからが、本題。
悲しいお話がだめな方はスルーして下さい。

そのまま水路沿いをしばらく歩いたところで、
「みーみー」という声が聞こえてきた。
仔猫だ。
目やにがひどく、目が完全にふさがっている。
鼻水も鼻の周りにべったりと張り付いてる。
生後1ヶ月くらいだと思う。
キジ×白の仔猫だった。
近くに黒い仔猫もいたが、そちらは
水路の植え込みに入っていってしまった。
警戒心が強い。ノラ猫の子供なのだろうと思った。
この水路にはノラ猫がわりといる。
キジ白の方は目やにで目がふさがっているので、
警戒したくてもできないのか、
「みーみー」と鳴きながら近づいてくる。
しばらく見ていたが、とにかく一旦帰ることにした。
家に帰ると体調の悪いダンナがもう帰ってきていた。
夕食を作らなければならないが、
仔猫が頭に浮かんで、消えない・・・。
ノラの子だから・・・という思いで立ち去った。
でも・・・
目やにと鼻水だけでもふき取ってやろうかと思った。
ダンナに事情を話し、
コットンと水を持って自転車でとって返した。
現場近くになり、
私のちょっと前を自転車で走っていた
20代くらいのカップルが、
目線を水路脇の歩道に向けて、
「あ!」というような態度をした。
カップルは一旦はそのまま走り抜けてまうものの、
すぐ引き返してきた。
カップルが戻るより先に私はその場所にたどり着いた。

さっきのキジ白が倒れていた。

カラスにつつかれていたらしい。

もう虫の息だった。

さっきまで鳴いていたのに!!

助けられなくて、ごめん・・・。

いろんな気持ちと涙があふれたが、もう何もできなくて、
せめて最期を見届けてやろうと思った。

わずかにふるえていた両足が最後に少しだけ痙攣し、
動かなくなった。

持っていたコットンで目やにや血をふいてやったが、
きれいにはならなかった。

小さなアリがまだぬくもりの残る身体に
次から次とたかるのが哀れでならなかった。

でも、アリも、そしてカラスも
ただ生きているだけだ・・・
そんなことをとりとめもなく考えていた。

さっき戻ってきたカップルは植え込みに隠れている
黒い仔猫の方を探していた。
探しているからには、拾って飼うのかと思い、
「飼えるのですか?」と訊くと、
「飼えないのだけど・・・」という。
私もしばらく様子を見守っていた。
どうするか、気持ちは定まってなかったが、
保護できるなら保護しようか、とも思っていた。
その間、カップルの女性と少し話をして、
親猫は一応いるのだと聞いた。
黒い方は結局出てこず、そのままカップルとは別れた。

キジ白を埋めてやろうと思い、
近くの100均ショップに行き、
(家に帰るより近かったので)
スコップと黄色いバンダナを買った。
キジ白はオスかメスか分からなかったが、
黄色が似合うかな、と思ったのだ。
それでくるんで埋めてやろうと思った。

充血した目とすすりすぎて赤くなった鼻で
お店に入るのは少し恥かしかったが、
案外誰も見てないもんだ。

倒れていた場所からすぐ近くの公園に行ったが、
小さな公園で、穴を掘れそうな場所がなかった。
少しだけ離れたところに、由緒のある大きな公園がある。
さっきのカップルもそこに猫を埋めたことがあると言っていた。

もう、辺りは真っ暗になっていた。

人目につかないしげみを探して穴を掘り、埋葬した。

写真を載せるのはどうかな、と思った。
それより以前に写真を撮ること事態が不謹慎かもしれない。
でも、キジ白が生まれて生きて死んだことを
何かに残したいと思った。
不快な思いをされる方がいたら申し訳ない。



最初に出会った時の写真。



名前をつけてやろうと思ったが、何も浮かばなかった。

次に生まれてくる時には、
人間でも動物でも植物でも、
何か名前をつけてもらえる生がめぐり来ますように。
そしてできればうんと愛されますように。
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